屠蘇散を作ってきました [セミナー]

関東育ちなもので、御神酒をてっきりお屠蘇と思って飲んでいましたが、
お屠蘇って、屠蘇散を入れて作るんですねぇ~~。
知らぬまま、はや二十数年…
神棚も仏壇もあって餅つきすらしている家だったのに、知らない事もあるもんですね(苦笑)

と言う訳で、屠蘇散を作るセミナーに行って参りました。
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まさかの講師の先生が時間の連絡が上手くいかずに1時間遅れと相成りましたが、
その間に、セミナー会場となっていた中国茶の店主の方が、中国へ旅行へ行った際のお話をスライドショーで見せて下さって、それはそれで個人的には楽しいヒトトキでした。

講師の先生も無事到着されて、いざセミナーです。
屠蘇散と、資料を頂き、実際にお屠蘇を飲みながらお話を伺いました。
お屠蘇、想像以上に漢方なお味というか、ハーバルなお味というか、
甘くしたズブロッカやアブサンを思い出しながら味わいつつ。

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歴史や効能など、楽しく伺ってから、
いざ、実際に調合です。

頂いた資料を見ながら、自分の体質や、好みの味に、屠蘇散を調合します。

先生が持ってきた、小さいタッパーに、各種漢方が入っていて、
20人弱の参加者が、一斉にわらわらと腕を伸ばして調合し、なかなかの混雑ぶりで楽しく(笑)

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先生からブスの語源となった附子を見せて頂きながら、
子の根っこが附子(ぶし)で、親の根っこが烏頭(うず)、どちらもトリカブトなのねーあ~だから烏頭なのか~!そういえば、烏頭救命丸てあったよね~!そーかそういう使い方か~!
と、一人で変な納得をして楽しんでおりました(笑)

そんな感じで。
来年用の屠蘇散も無事作れたので、大晦日の夜に菊水のふなくちに漬けて、自分好みのお屠蘇を嗜みたいと思っております。
  


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