10年の変化 [日々徒然]

とあるサイトを拝見していたところ、
今年の年末は、ここ十年の総仕上げ
と書いてあり、そういえば、と十年を振り返ってみたのですが。

十年前の自分と、中身はそんなに変わった気は全くないのですが、
十年前は、サラリーマンで、旅行と飲み会とライブが好きで、人生で一番長く付き合った彼氏と別れた頃で、この人でダメだったら私きっと男と付き合うのが向いてない以前にそもそもの人付き合いがムリなのかもな~、と思っていた頃で、
それからどんどん人付き合いが減り、旅行も飲み会もライブも回数が減り(減ったのはここ五年位だけど)、十年勤めた会社を辞めて、フリーターに学生に無職に自営に、独り暮らしもやめて実家へ戻り祖母の介護と、生活はどんどん変わってました。
十年前の私だったら、無職なんてまずムリでしたね、怖すぎて(笑)子供時代の大半が親が失業、自分が社会に出るときは就職氷河期で、就職先がなくて数年フリーターで、明日食べるお米を心配しながらなんとか口糊を凌いだトラウマはデカすぎましたからね。

十年前に感じていた苦しみは、生活や環境が変わったお陰で殆ど無くなり、代わりに新しい悩みやそこはかとない不安ができたものの、
あの頃に比べたら、心の負担はかなり減って楽になってます。
家族のポンコツ具合も、ある程度諦めがついて、以前よりは生暖かく受け止められるようになりました。

あの頃求めていたものの大半が、自分の中の満たされない、認めて欲しい、不安、怒りといった、気付いていなかった感情による代償行為だったと気付いたのは、つい去年位のもので、
あんなに楽しかった旅行も飲み会もライブも、下手をすれば食事すらも、気付いてからは一気に気持ちが冷めました。

それから更に一年が経ち、代償行為としてではない旅行や食事は、もしかしたら楽しいかもしれない、
と、新しく感じる練習をしつつ、今に至っております。

多次元キネシを含め、体も心も、色々と癒していったのが、こういう形になったのだろうな、と素直に受け止められますね。
以前ならこんな風に受け止められなかっただろうなぁ。

祖母の余命宣告もあり、そういう意味でも本当にこの十年の総決算とも言えるかもしれない、この年末。
新しい時代を迎えられるように、今を精一杯感じて動いて過ごしたいと思います。

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