試斬 [セミナー]

今更感がぬぐえませんが、
実は。
国家試験の前日に、居合の試斬というものを体験して参りまして。

濡らした畳を巻いて立てて、真剣で斬る、のです。

初心者でも真剣持たせて貰えるなんて、なかなかない機会だと思い、ソッコーで申し込みました。
えぇ、国家試験とは別腹ですから!(笑)

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染の小道という地域イベントの中で、その地域の居合の道場が催して下さったものの様でした。

先ずは、道場の先生や生徒さん?の試斬を見学しました。
居合の型もカッコいいですが、スパーンと畳が切り飛ばされるのも、見ていてとても気分のいいものです。

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見学もいっぱいいらしてました。

さて、時間になって、私達も上がらせて頂きます。
せっかくなので胴着もお借りして、俄剣士になりました(笑)

私の他にも、男性3名、女性1名の計5名で挑戦です。
じゃんけんで順番を決めて、いざ!
の前に、刀の振り方を教わりました。

他の先生方は、道場で教えている通りに教えようとして下さってましたが、
道場長が、いいんだよ習いに来たんじゃないし楽しく斬れれば、と、素人でも斬れる、に特化した形で教えて下さいました。

その方法は、前に放り投げるように振り落として、刀の重さで斬る、といったものでした。

こーれーが、なかなか難しく。
理論的には、薪割りと一緒か~、と、頭では理解しているのですが、
畳を立てている台の端に刀を当てないように気が逸れると畳に真っ直ぐ刃が入らない、
真っ直ぐに切り落とそうと力が入れば畳に当たらない、
意識すればするほど、結果はついてこないという、散々たるものでした。

6回切りつけたうち、1回は切り飛ばせたものの、5回は刃が途中で向きがずれたり勢いが足りなかったりで切り飛ばせませんでした(カウントに入れてないけど、畳に当たらなかったスカも4回位ありました。笑)。
飛ばせた時は、言われた通りにえーいと前に放り投げるように振った時だけでした。
教わった通りに体を動かすのは、なかなか難しいものですね。

男性陣は、皆さんスパスパ切り飛ばせてて、見てて爽快でした。

私も下手は下手なりに、切り飛ばせたのも切り飛ばせなかったのも、とても楽しく体験できました。

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この時はあまりにも楽しくて、全く気付かなったのですが、
明けて翌日、国家試験初日、テストも終わり、二日目のテストの為に勉強せねばと思うものの、やたら眠く、そして何故か全身が痛み、ヤベ!インフルかしら?!と焦りましたが、
刀の振りすぎで単に全身筋肉痛だった模様です(1日経ってから症状が出る辺りがアレな感じです。笑)

1回斬る前に、4~5回素振りをして照準を合わせ、実際に斬るまでに10回位素振りをし、畳に当たらなかった分も合わせると、

(試斬6回+スカ4回)×素振り4回+最初の素振り10回=50回

それも、女性で力がない分、刀の重さで斬ろうね♪と、数本ある真剣のうちで、重たいのをお借りしていた訳で、
脆弱な中年としては、全身筋肉痛になっても当然ですよね(笑)

年寄りの冷や水にならずに済んで、ホッとしたのは内緒の話ですが(笑)、とても楽しかった体験でした。
居合道場の皆様、ありがとうございました!

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